塾選びをする意味を知ることで、より効果が得られるんです!

塾というのは、ただ行かせていればいいものではないということがこれまでの話からおわかりいただけたのではないかと思います。勉強したい内容に合っていなければ、せっかく行っていても勉強をする気になれなかったり、効果が表れなかったりするものなんですよね。そこで、塾に行くことを決めた時には、どこに行くかをしっかり選んでから行く必要があると言えるのです。

お子さんが求めていることに合わないところに行っていたとしたら、お子さん自身がやる気になれないこともありますよね。逆に、こういうことがしたいと思っていることに合っていれば、忙しい時でも頑張って塾だけは行こうと思えるものでもあります。

そこで、保護者が塾に行かせた方がいいのではないかと思って塾に行かせる場合でも、お子さんが希望した場合でも、なぜ塾に行った方がいいのか、もしくは行きたいのかをしっかり話してから通う塾を決めるようにしましょう。お子さんにとって、塾でどんなことをするのかというのはわかりにくいものでもあるからです。

それから、お子さんには今後の進路に関してのイメージがなかなか湧きにくいというのも本当です。意外に思われるかも知れませんが、中学生で普段の通知表の成績も受験に関係あるということを最初は知らなかったというお子さんもいるのが事実です。

提出物を出さなかったらそれだけで態度点が引かれて成績に影響してしまうとか、知っていれば最初から気を付けることができたのに、ということも結構あるんですよね。学校準拠の塾であれば、そういったことも含めて知る機会にもなりますから、保護者の方やお子さんが学校の勉強をしっかりしたいと思うのであれば、それを最初から意識しておくだけで勉強に取り組む姿勢が変わって来ます。

小学生が中学校受験をする場合や、高校の難関校を目指したいと思っているのなら、本人にその気がないと勉強量に圧倒されることもあります。また、本人もよくわからないまま難関校が受けてみたいと思っていることもあります。それでも大丈夫か確認し、それでも塾に行くのなら頑張ろうと事前に話をしてあれば、お子さんが大変だと思い始めた時にも自分で決めたことだからと思い直すきっかけにできますね。

以上のことから、目的を持って塾選びをしておくと、なぜ塾に行くのか、何のために勉強をするのかがお子さんにもわかりやすくなります。そうなると、漠然と勉強している時よりも勉強に力が入りやすくなりますからね。それが、塾選びをしっかりすることによる効果です。

お子さんが行きたいと感じる塾探しのために、体験を活用しよう

ここまで、塾による内容違いについて話してきましたが、それだけではなく、その塾それぞれの雰囲気もあります。以前、私は知り合いから塾を選んだきっかけの中に、内容はもちろんだけどその塾がある建物の雰囲気が気に入ったこともあると聞いたことがあります。

塾はずっと通う場所ですから、お子さんが少しでも通いやすいと思う場所であることが大切ですよね。そのために塾の様子を見てみたいと思うこともあるでしょう。

そんなときには、体験授業の制度がある塾なら、それを活用する方法があります。体験授業の制度を持っている塾は割と多く見つかります。無料であったり有料であったりとその塾によって実施の仕方は違いますが、実際の授業を受けてみないと雰囲気がつかみにくいということはありますからね。

塾の場合、行こうと思ったけれど雰囲気が何となく合わないという可能性も当然考えられます。かといって、通い始めてから思っていたのとは違っていたと塾を変えるとなると、手間もかかりますし、それが続くと中途半端な勉強になってしまい、かえって塾に行く意味が無くなります。

そこで、一度授業を体験してみることで、続けられそうかどうかを判断すれば確実です。体験授業を受けると実際に校舎内に入ってみることもできますし、授業の様子もよくわかります。そのため、雰囲気がつかみやすいので、興味があったら問い合わせてみるといいでしょう。

ですが、体験したいと思っても体験の制度を持っていない塾もありますよね。そういうところなら、短期で行われている講習会を利用する方法もあります。春休み・夏休み・冬休みは、講習会という扱いで授業をしている塾が多くなっています。そのため、講習会だけ受講してみて、その後の受講をどうするかを考えてみるのもいい方法です。

講習会は普段の授業と切り離して復習単元や予習単元を扱っている場合が多いので、途中から入るよりもキリがよくてわかりやすいという利点もありますね。それから、講習会中に授業が何度かありますから、一回だけ体験するよりもより雰囲気がわかりやすいこともあります。ただし、この場合は講習会費用が発生しますが、復習も大切なことなので、今後のことを考えて行ってみるのもいいでしょう。

以上のように、本当に続けられそうな塾かどうかを判断してから通うための方法もあります。一度行き始めたのなら、長く続ける方が効果は当然出てきますので、最初の段階でよく検討してから始められるといいですね。

自宅からの距離も大切なんです!塾を選ぶ時に気をつけること

塾を選ぶためには、塾の授業内容が学校に合わせてあるかそうでないか、個別か集団かなど、塾の特徴を知る必要があるということについてこれまで見てきました。その上で、お子さんにはこんな塾が合いそうだとか、ここなら効果がありそうだとか、行かせたい塾のイメージができてきたと思います。

しかし、それに合う塾を探しているうちに、希望の塾がある場所が家からかなり遠くなってしまったなどということがあったら、一度考え直してみる必要があります。というのが、塾は一度通い始めたらずっと通うことで効果を得るものだからです。

それが、例えば遠いので時間が掛かって部活が長引いたら始まる時間に間に合わないとか、送迎が欠かせないので保護者の都合が付かなければ送っていくことができないとかいったことが原因で遅刻や欠席が増えると、効果が期待できなくなってしまいます。

毎回の授業に遅れると、大切な説明の部分を聞き逃す可能性もあります。特に集団授業の場合、最初に大切なことを説明して後から問題演習を行うことが多くなっています。後から来た場合でもある程度の配慮はできても、同じ説明をもう一回することは難しいですからね。遅れると、どうしても不利な部分が出てきてしまいます。

それから、集団授業の塾ではカリキュラムに従って授業が進みますし、個別授業の塾では学校の内容に合わせる形やそのお子さんのペースで授業を進めますが、欠席が多いとどうしても抜ける単元がでたり、進度が遅くなったりしてしまうことになるからです。学校でももちろんそうですが、欠席が多いと学習内容が繋がらず、理解が難しくなることがあります。

そのため、せっかく塾に通うのなら、できるだけ遅れずに欠席が少なくなるようにしたいものですよね。そこで、あまりにも自宅から遠い塾になるようだったら、一度本当にその塾に通い続けることができるのか、考え直してみることが必要です。

それで通えるようであれば距離は問題ではないのですが、例えば保護者が都合が付かない時にはお子さんだけでも行くことができるとか、いろんな手段で行ける場所に塾があると、より欠席の回数が少なくなりますよね。そのため、ご家庭の事情も踏まえて考えて、無理が掛からない状態で通える塾を探すことも大切です。

例えばご両親のどちらかが送れるから遠くても問題が無いという場合はそれでいいですし、送るのが難しいかなと思うようであればちょっと考え直してみる必要もありますよね。せっかく通うのなら、続けて通えるような条件であることも考えながら塾選びをしたいものです。

志望する高校によって塾選びは変わります!そのポイントとは?

高校受験をする時に選択できる学校としては、国立、公立、私立、それから高等専門学校などがありますね。それらの学校は、どこを受けても内容が同じというわけではありません。どのような学校を受けるかによって、受験内容には違いがあります。また、例えば同じ公立や私立の学校であっても、学校ごとに難易度が違い、合格するために必要な内申点や当日の点数にも差があります。

そこで、高校受験を目指す時に、まずはどの学校を受けたいのかを考えてみる必要があります。特に公立の高校では内申点が重視されますので普段からの学習が大切になりますし、私立の高校であれば学校独自の判断基準を持っているため、内申に重きを置く学校もあれば当日の点数が重視されることもあります。

また受験当日出題される問題の傾向も違います。公立であれば学校で習った内容を中心に出題されますし、一般的な私立であれば学校内容が理解できていれば合格できるような内容になっています。しかし、難関国私立の高校であれば、学校で習ったことをさらに深めたような内容の問題が出されることもあります。

そのため、そういうところを受験したいという意識があるのなら、早目に難関校受験に対応している塾に通い始める必要があります。覚える内容がたくさんあるため、早目に始めるに越してのことは無いですからね。

そかし、そうは言っても、中学校になったばかりでははっきりした目標が決められないということもありますよね。そのような時には、とにかく学校の内容がわからなくならないようにすることが一番です。先ほども触れましたが、高校受験の場合、当日の結果だけですべてが決まるわけではありません。中学1年生の時からの積み重ねを、内申点という形で考慮したうえで合否が決まります。

内申点をどれくらいの割合で見るかは学校ごとに変わってきますが、内申点をしっかり取っておくことで、これまでの勉強を頑張ってやってきたんだと思ってもらうことができます。そのためには定期テストで点数を取る必要がありますので、そのために勉強していれば自然とその単元が理解できるようになるということです。

そこで、疑問に思うことや苦手なことを少しでもなくすために塾に通っておくといいということですね。受験直前になって慌てることが多いのですが、そうならないためにはまず学校の勉強をしっかり理解することが大切です。その上で受験に向けて塾を選ぶとしたら、目標にする高校をどこにするのかをはっきり決めることがポイントです。

もし学校名までは決められなくても、例えば公立高校を受けるとか、大まかな目標でもいいので決めてみましょう。そして、それに合わせた塾選びをする必要があるということですね。

高校受験に向けて、いつから塾に行くべきですか?

いつから塾に通わせればいいのかということは、多くの保護者の方が迷うことかもしれませんね。そのお子さんの様子にもよりますが、高校受験を目指して塾に通わせるのであれば、中学校に入学するのと同時に始めた方がいいと言えます。

それには理由があるのですが、まずは小学校と中学校では学力の定着度を測るためのテストに違いがあることが挙げられます。小学校の場合、単元ごとにテストをするのが一般的ですよね。しかし、中学校になると範囲が決められ、その範囲までを勉強してくるようにという内容に変わります。

それから、提出物を出すかどうかなど、お子さんがあまり意識していないところで通知表の点数が変わることもあります。まず、最初のテストの場合、何をどう勉強していいのかわからないということもありますよね。そこで、最初から塾を利用していると、学校準拠の塾の場合定期テストに向けての対策をしているところも多くあります。そういうのを生かして、最初から点数をしっかり取っていくことを目指したいものです。

なぜ最初からの成績が大切なのかというと、受験をする時には当日の試験の結果ももちろんですが、これまでの様子と見るという意味合いから、内申点、つまり通知表の数値についても見られるからです。これは中1の時のものから見られますので、途中から頑張っても最初があまり思わしくなければ後から引き上げるのは大変になります。

それに、勉強内容は学年が上がるごとに難しくなりますので、全体のどの位置にいるのかで通知表の数字が決まるのではなく、点数によってい数字がつく絶対評価の場合は特に、中1の時の方がいい成績が取りやすいのです。

次に、学校で勉強した内容を定着させるために、塾に行くことでより多くの問題演習をすることに意味があるからです。問題を解いてみないと、どれくらい身についているのかがわかりにくいものです。それを確認し、苦手なところができないように繰り返し練習をすることにも意味があることになりますね。ただ、学校の勉強はしっかりできるから、受験の問題だけを演習したいと言うのであれば、絶対に中1から通っておいた方がいいというわけではありません。中2までは部活を頑張りながら学校の勉強だけはしっかりしておいて、3年生になって切り替えるというタイプのお子さんもいらっしゃるからです。ただし、学校の通知表が思わしくないようなことがあれば、早目に通塾することをお勧めします。そうなると後から取り戻すことは難しいですし、内心は高校入試の合否にかなり密接にかかわっているからです。それから、難関校の受験を意識しているのであれば、できるだけ早めに塾に通い始める方がいいでしょう。身に付けるべき知識が多くなるので、少しでも時間を掛けた方が効果が上がります。その際には、難関校受験用のクラスを選ぶことも忘れないでくださいね。

中学校1・2年生のうちから塾に行かせた場合どんな効果がある?

受験は中3になってからのものだから、1・2年生のうちは無理に塾で勉強しなくてもいいと思う人もいらっしゃるかもしれませんね。しかし、これはそのお子さんの状態によることになります。受験は中3でするものという意識しかないかもしれませんが、実際には受験当日の結果だけが合否に関係するわけではありません。

みなさんは内申という言葉を聞かれたことはないでしょうか。この内申点が受験には大きく関わっているのです。どのくらいの割合で内申点を重視するのかは各都道府県や受験校によって変わって来るのですが、特に公立高校では内申点を重視する傾向にあります。内申とは、通知表の数値のことです。

この通知表の数値をどのように扱うかはまた都道府県ごとに違うのでここでこうですとはっきり言うことはできないのですが、これは中3の時の成績のみが見られるのではなく、中1からの成績が全て見られることになります。

そして、各教科の通知表の数字はどのように決まっているのかというと、提出物をきちんと出しているか、授業態度はどうかといったような授業をきちんと受けているかどうかという点と、定期テストの得点を考慮して決められます。

こうして考えると、中1・中2のうちから塾に行く意味に気づいてもらえるのではないかと思います。つまり、塾に通って勉強内容を理解し、内申点に対する対策をしておくということですね。内申点は、一度ついてしまったものを変えることはできません。そのため、毎回のテストが高校入試に影響を与えていると考える必要があります。

そこで、今のところ学校での勉強には問題がないという場合なら中3から対策を始めても遅くは無いかもしれませんが、成績に不安がある場合、少しでも早めに塾に行くことで定期テストの成績を上げ、内申点が悪くならないようにする必要が出てくるのです。

いくら当日の成績が良くても、内申点が悪いと合計された結果合格ラインに届かないということもあり得ます。そのため、中3になってから焦っても遅いということになるのです。以上のことから、中学校1・2年生のうちから塾に行かせた場合には、内申に対する対策ができるということになります。

呼び方はいろいろですが、いわゆる推薦入試を受ける場合には、特にこの内申が大きく関わり、一定の数値を超えていなければ推薦してもらうこともできません。高校入試の合否に大きく関係してくる内申ですので、不安があるようでしたら早い段階から対策をするためにも塾に行くことを検討してみましょう。

それから、当然のことながら一度勉強しただけよりも二度勉強した方が内容が頭に入りやすいのも当然ですよね。そのため、内心に不安は無くても、早い段階から勉強内容を見に付けるという意味も塾に通う意味があると言えますね。

同じ中学受験でも志望校によって何か違う?塾の授業内容を知ろう

中学校受験を考えている場合、全体としては学校で習う範囲以外のものが出題されると思って間違いありません。国語であれば漢字もたくさん知っておく必要がありますし、読解も論説文や説明文などがあり、読んで内容を理解すること自体が難しいですし、問題を解く練習をしておかなければなかなか答えが導き出せないような問題になっています。

理科・社会でもかなり深い知識まで求められますが、中でも算数が一番違いが大きいかもしれませんね。算数では、中学生が方程式を使って解くような問題を、方程式を使わずに理論的に段階を踏んで解くような問題を中心に出題されます。大人になってしまえば、方程式で解いた方が簡単だと思える問題なのですが、方程式が使えないのでとても複雑に感じてしまうのです。

解いた過程も含めて採点されるので、こっそり方程式を使って解くということもできませんしね。そこで、中学受験向けの塾に通って、そういう問題に対応できるための知識を身に付ける必要が出てくるというわけです。

しかし、中学校受験の問題は通常各学校ごとに作成します。そのため、大まかな出題形式は似ているという学校同士もあれば、学校によってはとても特殊な出題形式になっているところもあります。私立の中学校と受験が必要な国公立の中学校の問題傾向には違いがあることもあります。また、同じ私立でも、特殊な出題傾向があるところもあります。

そのため、第一志望としている学校が特殊な出題傾向の学校なら、それに合わせた対策もしなければいけないのです。知識量を問うところもあれば、知識量よりも思考力を重視し、独特な問題を出すところもあります。そのため、もちろん一通りの知識があることは必要なのですが、それと合わせてその学校独自の問題にも対応する必要があります。

そこで、塾でも特殊な問題形式のところは、その学校を目指す人向けに専用の講座を開いているところもあります。出題形式が似ているところは同じような勉強方法で対応できるのですが、そうでないところの場合、やはり問題の傾向を知っている方が当日不安感を感じなくて済みますし、その問題を解くための練習をしている分対応しやすくなります。

そういうことから、同じ中学校受験であっても志望校によってはその学校の問題が解ける力を付けることも必要になって来るのです。もちろん、一般的な受験向けの勉強で対応できるところもたくさんあるのですが、そうでないところもあるということを知って、その学校を志望校とする人向けの講座を受けるかどうかを考えてみるといいですね。

中学校受験を目指す方に知ってほしい塾選びのポイントとは

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、中学校受験をお考えでしたら、学校の内容だけを勉強していて合格するというのはかなり難しくなっています。どの教科も、学校で勉強する内容以外のものが出題されるからです。国語の読解もかなり難しい文章を読んでその意味を読み解かなければいけませんし、漢字もたくさん覚えておく必要があります。

算数は、学校で習う考え方ではなく、受験するための独自のものがあります。つるかめ算、植木算、和差算など、聞き覚えがあるという人もそうでないという人もいらっしゃるかと思いますが、受験するために知っておかなければならない知識があります。

単純な計算だけではなく、問題文に書かれている内容を読み取り、そこから解答を導き出すための手順を考え、実際にやってみるという、論理的な考え方が求められますので、練習していないと対応ができません。これには大人が解いても難しいと思えるようなものもあります。そのための勉強をしていなければ、解くことができないということですね。

理科や社会も、かなり深い知識を求められます。そのため、中学校受験を目的に塾を選ぶのなら、受験に対応したクラスを選ぶようにしましょう。学校内容の勉強をするための塾では、受験には対応できないことになるからです。

それから、受験をするならかなりの知識量を求められますので、思い立って勉強を始めた時にはかなり塾でも先に進んでしまっているということもあります。それくらい前から計画的に勉強していかないと、こなせないくらいの量だということです。そのため、受験対応のクラスで理科・社会の授業が始まる学年の最初には、通塾を始めるようにしましょう。これも塾によりますが、理科・社会の勉強が何年生から始められるかがポイントです。

私がいる地域では4年生までは算数・国語のみ、5年生から理科・社会も含めた4教科となるところが多いのですが、これは地域性もありますし、塾の方針もありますので、通いたい塾が何年生から理科・社会を始めるかがポイントになるということです。

途中から入っても対応できないということではありませんが、途中から入るとその分今習っていることとその前に終わってしまったところとを合わせて勉強することになるか、やっていないところは飛ばして先に進むことになるかしてしまうからです。その分負担が大きくなるので、受験を考えているのなら通塾時期まで考えて、計画的に勉強を進めて行かなければいけないということですね。

部活との両立が難しい!そんな時にできる塾選びとは

中学生の日常は、結構忙しいものです。毎日学校に行き、宿題をして、部活もして…となると、それだけで時間が取られるものですよね。宿題の量も多いと聞きますし、部活によっては朝練があったり、土日にも活動があったりします。もちろん、学校が終わったら毎日部活があるので、帰るのが遅くなったりもしますよね。

そんな中で学校の勉強もしっかりして、ということは、かなり大変なことでもあります。そこで効率よく勉強する手段として塾に通うことを考えた時、これだけ時間が制約されていると、塾に行く時間を見つけること自体が難しいこともありますよね。そんな時にはどんな塾選びができるのかを考えてみたいと思います。ただでさえ部活や学校で疲れている中、長時間の勉強をすると集中力が続かないことも考えられますよね。

そのため、集団授業の塾なら、時間設定が短めな塾を選ぶのも一つの方法です。多くの塾では、中学生の授業は部活があることも考慮して遅めの時間に設定されているものです。続けて通えないと意味がないので、開始時間に間に合うような塾を選ぶことも大切ですね。そう言った意味で、通塾に時間が掛かり過ぎない距離にあることも必要となります。

それから、個別の塾を選ぶというのもいい方法です。個別の塾であれば、自分の取りたい時間に授業を受けることができるので、例えば休みの前の日の金曜日が通いやすいからその日に行くとか、土曜日だったら部活があっても時間が取れるから土曜日の夕方に塾に行くとか、通い方を自由に決めることができます。

そのため、特に忙しい部活に所属している人だったら、個別の塾を選ぶのもいい方法ですね。個別の塾だと学校の内容に合わせて進めてもらうこともできるので、今習っているところを集中して勉強することも可能です。そうなると、なかなか時間が取れない中でも効率よく勉強することができそうですよね。

時間が限られた中で塾に通うためには、まず時間割が合うことが大切です。効果を得るためにはできるだけ休むことは避けたいので、休まなくても済むような塾を探すことが大切ですね。

普段時間が取れない人に、こんな工夫をしている塾もあります!

塾以外にも習い事をしていたり、受験勉強がしたいけれど近くにそういう塾がないので遠くまで通ったり、そういう人にとっては、塾に行くための時間を確保することが大変なこともあります。中学生だったら、部活もありますしね。そうなると、塾に通う時間が取れないということも確かにあります。

そのような時、塾を諦めるのか、塾以外のことを諦めるのかという話になりそうですが、お子さんにとってはどちらも大切なことなので、できればどちらかを諦めるという選択はしたくないものです。そうは言っても、塾の授業で成果を上げるためには、どうしてもある程度授業時間を確保することが必要になるのも確かです。

その中でも特に、中学受験や難関校の高校受験を目指す人の場合、学校準拠の授業を受けるよりもさらに多くの勉強時間が必要になります。それは、学校で習う範囲外からも出題されるため、どうしても習う内容が多くなってしまうからです。それだけの時間を確保しようと思ったら、かなり大変なこともあります。

そういうことを考えて、お子さんが通いやすいコース設定になるよう工夫している塾もあります。その一つが、土曜日や日曜日にまとめて塾に通うようなコースを設けることです。土曜コースとか、土日コースとか呼ばれることもあり、名称や通塾日数は塾によりいろいろですが、いずれにしても学校が休みの日にまとめて塾に通うことができるように設定されたコースを持っている塾もあります。

同じ内容の授業を平日にも行っており、平日のコースと土日を利用して授業を行うコースがあるというところもありますね。通いやすい方を選んで通うことができるので、便利になっているということです。ただし、土日に塾に通うことになると、どうしてもその日のうちに全ての教科を習わなければいけないので、授業時間が長くなることは避けられません。

ですが、普段は忙しくて通うのが難しいという人には、こういったコースの方が合っている場合もあります。実際に休日を利用して通うコースに行っていたお子さんには、普段は学校のことや習い事、土日は塾のことと分けて計画することができたから、ペースが作りやすかったという話もありました。

もちろん、これもそのお子さんによって好みがあり、平日に何度か通う方がいいという場合もありますが、忙しくて時間が取れないのなら、こういったコースを利用して塾に通うための時間を確保するのも一つの方法ですね。