一言で塾と言ってもいろんなものがある!その種類を知ろう

一言で塾と言っても、その内容は様々です。塾にはいろいろなタイプがあり、どんなことを塾に求めるのかによって選ぶべき塾が変わって来ます。そこでまず、塾と言われるものにはどのような種類があるのかを見て行きたいと思います。

まずは、授業形式ではなく、プリントなどの学習教材をもとに、個人個人が自分でそれを進めて終わったら採点してもらい、だんだんステップアップしていくというタイプの塾があります。有名なところがあるので、みなさんイメージが浮かぶと思うのですが、この場合学習内容は学年に縛られず、できればどんどん進めておくというパターンのところもありますね。

それから、授業形式の塾もあります。この場合、また集団授業、少人数制、個別授業に分かれます。集団授業の塾は学校の授業と似た感じのものをイメージしてもらえばいいですし、少人数制となるとその人数が例えば6人とか10人とかその塾ごとに最大何人までという決まりがあり、少人数に制限された状態で行われます。

集団授業もしくは少人数制の授業の場合、同じ学年の同じ目的を持った生徒が集まって授業を受けることになります。それが個別となると、今度は形が変わって来ます。個別授業の場合、先生一人に対して生徒何人までという決め方がされていて、先生が生徒一人一人の学習内容に合わせて説明をしていくという形になります。

個別なので、多くても先生一人に対して生徒三人くらいまでが一般的なようですね。この場合、同じ先生が担当している生徒が同じ学年とは限りません。それぞれの生徒が自分の目的に合わせてテキストを進めたり説明を受けたりするという形になります。

それから、授業内容も大きく分かれ、学校準拠で学校の勉強がしっかりできることを目的にして運営されている塾と、受験を意識して学校の進度とは全く関連のない状態で塾独自の内容やペースで進んでいく塾があります。

また、大手の塾であれば、その両方を併せ持っていて、さまざまなクラスを作ることで目的に合うところに通ってもらうシステムを取っているところもあります。中には、集団授業と個別授業、両方を選べるところもありますね。

このように、同じ塾でも内容はかなり違ってきます。そこで、塾選びをする時には、塾に通うことでどのような効果を期待するのかを考えてから選ぶことが大切になります。

学校の勉強がしっかりしたいのに、学校の内容と違う単元を進める塾だと、かえって混乱してしまいますよね。逆に難関校を受験したいと考えているような時には、学校の内容だけでは正直なところ受かることができないので、それに対応するような塾に通う必要があるということになるのです。